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斎藤 公明; P.Jacob*
Radiation Protection Dosimetry, 58(1), p.29 - 45, 1995/00
地中の単色エネルギー平面線源及び地中に一様分布した天然核種からのガンマ線に対する単位線源強度あたりの空気カーマを、地上300mまでの12高度について、モンテカルロ法を用いて計算した。平面線源の場合、10keVから5MeVまでの18線源エネルギー、0~200g/cmの22線源深度を考えた。天然核種に対しては、最近の核データファイルに収められている光子全てを考慮した。エネルギーと入射角度に関する2次微分フルエンスも、全てのケースに対して計算を行い、一般的性質の検討を行った。また、土の組成の影響に関する議論を行った。
田中 茂
核融合研究, 67(5), p.399 - 411, 1992/05
核融合技術の工業的応用を目的として、大面積、大電流、一様分布のイオンビームを生成する技術について解説する。まず、核融合分野において開発された多極磁場イオン源の構造およびその特徴について概説する。次に、多極磁場イオン源より各種ガス元素のイオンビームを引き出した実験結果について紹介し、最後に一様なビーム分布を実現するための技術を実験結果を用いて説明する。
今井 和彦; 茅野 政道
日本原子力学会誌, 23(12), p.939 - 944, 1981/00
被引用回数:0 パーセンタイル:0.02(Nuclear Science & Technology)原子力船乗組員の放射性気体廃棄物による被曝線量評価の目的で、船に相対的な風向風速の統計を、日本近海航行の船舶から報告される観測値を用いて議論した。自然風に関する解析の結果、風速出現頻度にはパラメータPの値が3程度のガンマ分布が適合し、風向頻度は一様分布として扱えることがわかった。これらの分布を用い、船速Usと自然風の長期間平均風速の頻度分布を求め、被曝評価に必要な諸量を陸上炉に対する取扱いに準じた形で求めた。事故放出時の線量評価に用いる風速97%値Uは、次のように評価すれば安全側の線量評価を与える。U=0.64Us(Us≧U) U=0.86U(UsUと停止時)